畳を長く美しく保つためには、以下のポイントに注意しましょう。
日常の手入れ
- 掃除機掛け: 畳の目に沿ってゆっくりと、1畳に40~60秒をかけるのが理想的です。
- 雑巾がけ: 濡れ雑巾は光沢を失わせるので、固く絞った雑巾か乾いた雑巾で拭きましょう。
- 風通し: 天気の良い日は窓を開けて風通しを良くし、湿気を逃がします。
注意点
- 直射日光: 畳の変色を防ぐため、直射日光を避ける工夫が必要です。
- ジュータンやカーペット: 畳の呼吸を妨げ、カビやダニの発生を防ぐため、敷かない方が良いです。
- 湿度管理: 梅雨の季節は窓を閉め、エアコンや除湿機を使用して室内を除湿しましょう。
重い家具の取り扱い
- 重い家具の設置: ピアノや机など、重い家具は畳に直接置かないようにしましょう。畳の変形や凹みを防ぐためです。
年に数回のお手入れ
- 畳干し: 1年に数回、畳を干すか、畳を浮かせて風通しを良くすると、カビの発生を防ぐことができます。
畳のリフレッシュ
畳表のメンテナンス:
- 畳表が傷み始めたら、裏返しや表替えを行いましょう。
畳の裏返し
- 目安: 新畳・表替えから2~3年目頃に行います。畳表をひっくり返して新しい面を使用します。縁も新しくなります。
畳の表替え
- 目安: 裏返しを行った後、3~5年目頃が適期です。畳床はそのままで、畳表と縁を新調します。畳の隙間も調整します。
新畳替え
- 目安: 畳全体を新しくします。畳床が15~20年で劣化するため、隙間や凹凸が激しくなった場合に行います。